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医療事故関連

  • 虚血性低酸素脳症から重度脳性麻痺となった出産事故について、胎児心拍数陣痛図等を精査し、より早期に緊急帝王切開を行うべきであったことを主張・立証し、病院側に責任を認めさせ損害賠償を得ることができた。
  • 膀胱がん手術中、高カリウム血症をきたし死亡した事故について、腎機能低下であったにもかかわらずカリウムの入った輸液を行ったことが原因であることを主張・立証し、病院側に責任を認めさせ損害賠償を得ることができた。
  • 交通事故により救急搬送された病院で、下肢単純骨折との診断で安静指示とされたところ、翌日壊死をきたし切断を余儀なくされた事故について、動脈損傷を見落とし、コンパートメント症候群により壊死が生じたと主張・立証し、病院側に責任を認めさせ損害賠償を得ることができた。
  • 工事中転落し救急搬送された病院で、脊椎単純骨折の診断で入院し固定治療がなされたところ、膀胱・直腸障害をきたした事故について、単純骨折ではなく破裂骨折であり早急に除圧手術を行うべきであったことを主張・立証し、病院側に責任を認めさせ損害賠償を得ることができた。
  • 乳がんが判明し、乳房摘出術後抗がん剤治療が行われたが、その後肝機能の急激な低下をきたして死亡した事故について、抗がん剤治療実施にあたって肝機能低下を避けるための予防的治療を行うべきであったことを主張・立証し、病院側に責任を認めさせ損害賠償を得ることができた。
  • 肺血栓塞栓症既往のため血栓予防薬を服用していた方が交通事故に遭い外傷を負ったところ、内出血によるコンパートメント症候群を防ぐためいったん血栓予防薬を中止したが、しばらくして肺血栓塞栓症をきたし死亡した事故について、リスク低下後には血栓予防薬を再開すべきであったことを主張・立証し、病院側に責任を認めさせ損害賠償を得ることができた。
日本弁護士連合会 福岡県弁護士会